ツノゼミ、ウサギ、インコ、ウシ、カニ、フクロウ、キリン、トラまで、本書では人気陶芸家のオリジナル技法による様々な“いきもの作り”を紹介しています。昆虫や鳥などの動物の造形は、いきもののフォルムや肌合い、毛並みなど、作る人がいきものの魅力をどのようなものとして捉えるかに掛かっています。ここには「何をどのように作るか」という制作の本質が隠されていて、器作りにも通じる、作陶のランクアップができることは間違いありません。講師の技法をヒントにして、ぜひ自分だけの“いきもの作り”にチャレンジしてみましょう。
A4変型判、96頁。