長らく絶版となっていた、山本容子の銅版画の原点とも言える初期版画作品のカタログ・レゾネ『山本容子版画集 PRINTS 1974-1987』に、1988年以降の代表作が加わった、ファン待望の増補新装版。
1970年代半ば、バンドエイドやカミソリをエッチングで描いた洒脱な作品でデビューした山本容子は、現在最も幅広い人々に愛され続けている銅版画家です。
毎年、新刊書籍や雑誌の装幀画が数多く書店に並んでいます。
そして、挿絵や絵本などの仕事は大人から子供まで多くの人々に親しまれています。今再び注目が集まる、1987年までの初期の全版画作品をまとめた『PRINTS』版画集に、最新作まで、その後の代表作シリーズをダイジェストで新しく収録しました。
銅版画家・山本容子のあゆみが1冊で分かるファン必携の1冊です。